ぼっち大学生のひとり旅にタイをおすすめする理由!元大学ぼっち兼バックパッカーの僕が実体験とともに詳しく紹介します
ぼっち大学生のみなさんはタイを訪れたことはありますか?この記事では、元ぼっち大学生兼バックパッカーとして19カ国を訪れた僕が、ぼっち大学生のひとり旅の旅先としてタイをおすすめしたい理由を、大学時代の実体験を交えながらお話していきます。
たっちゃん
ぼっちユニバーシティの運営者です。
大学ぼっち時代にプログラミングを学び始め、在学中にフリーランスのWebエンジニアとして独立。
本業はWebアプリケーションやWebサイトの受託開発がメインですが、最近はFlutterにハマっています。
趣味はバックパッカー旅行と立ち飲み屋さん巡り。
現在は都内でひとり法人を経営しながら、現役のぼっち大学生のみなさんへお役立ち情報を発信しています。
はじめに
ぼっち大学生のみなさんこんにちは!
今回は元大学ぼっち兼バックパッカーとして合計19カ国を旅した僕が、ぼっち大学生のみなさんに向けて、ひとり旅の旅先としておすすめしたい国や地域を紹介するシリーズの第1弾。
今回紹介するのはタイになります。
僕はこのひとり旅におすすめの旅先シリーズにおける記念すべき第1弾として、タイという国を紹介できることを大変嬉しく思っています。
なぜなら、タイは僕にとって本気で移住を検討するほど好きな国だから。
前置きはこのくらいにして、ここからは僕がタイを大学ぼっちなみなさんの旅先として強くおすすめするいくつかの理由を話していこうと思います。
バックパッカーの聖地だから
もはやこれがこの記事の結論といっても過言ではないかもしれません。
僕がタイをぼっち大学生のひとり旅の旅行先としておすすめする主な理由は、タイという国がバックパッカーをはじめとする旅人の聖地とされているからです。
ご存知の方も多いかもしれませんが、毎年のように世界中から多種多様な旅行者がタイという国を訪れています。
下記は僕がthaiwebsites.comの記事に掲載されているデータを元に作成した、タイを訪れる年間旅行者数の推移を示した表になります。
| 年 | 旅行者数 |
|---|---|
| 2013 | 26,550,000 |
| 2014 | 24,810,000 |
| 2015 | 29,920,000 |
| 2016 | 32,530,000 |
| 2017 | 35,590,000 |
| 2018 | 38,180,000 |
| 2019 | 39,920,000 |
| 2020 | 6,700,000 |
| 2021 | 430,000 |
| 2022 | 11,150,000 |
2020年以降はCOVID-19の影響が垣間見られますが、タイは世界中から多くの人々が訪れる国であるということが、まずは上記の統計からご理解いただけたのではないでしょうか?
ではなぜぼっち大学生であるみなさんが、旅人の聖地であるタイをひとり旅の旅行先として訪れるべきなのか?
それは日本国内で同年代の人間とだけつるんでいては、決して巡り合うことができないような人々と簡単に出会うことができるからです。
なんだかこれでは単なる出会い厨のように聞こえるかもしれませんが、僕はこれこそが旅の醍醐味であり、大手旅行会社なんかを経由して、気心の知れ尽くした同級生たちと、お互い気を遣い合いながらする予定調和の安全なツアー旅行などとは全く異なるという点で、非常に大きな価値があると考えています。
ここで参考までに、僕が1人でタイを何度も訪れたなかで、現地で仲良くなり、今でも一緒に遊ぶメンバーを何人か紹介したいと思います。
- ジュンギュ:韓国人。職業はフリーランスデザイナー。たまたまカオサンロードの同じゲストハウスに宿泊していたので、そのままメインストリートのバーで一緒にお酒を飲んだのが始まり。最近はソウルと東京でもよく一緒に遊ぶ。お酒がめちゃ強いのと札幌の狸小路が好き。
- ニッティ:タイ人。アソークにある人気ゲストハウスの運営者。バンコクでは彼のゲストハウスにお世話になることが多い。午前中はほぼ見かけないが、16時ぐらいになるとテラスで朝まで酒を飲もうと毎日のように誘ってくれるいい人。
- ティップ&ジウ:タイ人の親子。ティップはチェンマイで複数の事業を展開するやり手。タイのおかんのような存在。ジウはティップの娘で、ローカルフードのレシピなどを毎回大量に教えてくれる優しくていい子。
- ピーラ:タイ人。ロンドンに留学経験のあるスマートガイ。びっくりするくらい優しいのでこちらがいつも甘えてしまう。最近コインランドリー事業をスタートさせた模様。チェンマイは彼の庭。筋トレにとても詳しい。
- ワオ:タイ人。弟とふたり旅をしていたときにバンコクで仲良くなる。タイのトップ大学出身で、日本でホームステイをした経験を持つ頼れる兄貴的な存在。バンコクの日本風居酒屋をほぼ全て網羅しているスゴい人。
- マルコ:ドイツ人。ティップのゲストハウスでタイのどぶろくを飲んでから仲良くなる。サイケデリックな????に詳しい。普段は多忙を極めるデータサイエンティスト。筋金入りのシャルカー。
- プラフル:インド人。若干23歳ながらデリーでウェディング事業を手掛ける優秀な男の子。後に僕がデリーのご実家にお邪魔したときも、家族総出で歓迎してくれたとってもいいやつ。Apple製品と恋バナが大好き。
- シュンタ:日本人。バンコクのコワーキングスペースで共通の知り合いを通じて出会う。そこで大学と学部、年齢が同じであることが判明し、それ以来仲良くなる。十分な量のお酒が入ると、自らをジャスティン・ビーバーであると認識して彼の曲を歌い続ける習性を持つ。
誤解のないように申し上げると、僕はここで元ぼっち大学生を謳いながら、国内外にタイで知り合った個性的な友人がたくさんいるということを自慢したいわけでは全くありません。
僕がここでぼっち大学生のみなさんにお伝えしたいのは、長い間日本でぼっち大学生として閉じこもっていたとしても、ひとりで何度かタイを訪れていただけで、気付かぬうちに彼らのような友人が世界中にできてしまっていたということ。
そして、そこには損得感情のようなものは存在しません。
見知らぬ土地を訪れて、隣にいた人間に話しかけて、一緒にお酒を飲んで笑いあったあとで、気が付いたら自然と友達のような感じになっていただけ。
僕はこの旅にまつわる偶然性を愛しています。
たまたまその場に居合わせた、本来であれば出会うはずのなかった人々がどんどん仲良くなっていくような経験は、まさしくひとり旅の醍醐味であり、大手の旅行代理店経由で申し込む予定調和にまみれたツアー旅行などではなかなか実現できないものだと思います。
この記事を読んでくれているぼっち大学生のみなさんのなかで、これを聞いてワクワクするようなタイプの方がもしいらっしゃるのであれば、ぜひ次の連休にでも大きめのバックパックを背負ってタイを訪れてみてください。
そしてみなさんがそこで当時の僕のように経験されたことを、どこかでこっそり教えていただけたら嬉しい限りです。
フードやドリンクが美味しい&安いから
僕がもしタイで暮らせることになったとして、そこでひとつだけ懸念しているのが、僕が暴飲暴食をしないように自制する自信がないということ。
それほど僕がタイで出会った食べ物や飲み物は、安くて美味しいものばかりが目立ちます。
あまりコスパという言葉は使いたくありませんが、予算が限られているはずのぼっち大学生にとって、この点は見過ごすことはできないポイントなのではないでしょうか?
ここでは、僕が現地で楽しんでいた食べ物や飲み物をいくつか紹介しますので、これからタイを訪れようというぼっち大学生のみなさんは、ぜひ現地でトライしてみてください。
ソムタム
パパイヤのサラダ。
木でできた臼に生のパパイヤを入れて、香辛料と一緒に棒ですり潰すようにして混ぜて作る料理です。
結構辛いのでその点だけ注意が必要。
現地では屋台で売られているケースが多く、僕は気に入って毎日屋台に通って食べていたのですが、屋台の人にソムタムボーイと呼ばれるようになりました。
カオソーイ
カオソーイはタイのカレーうどん的な麺料理。
僕はチェンマイの友達の家兼レストランで食べるカオソーイが一番好きです。
カオソーイはそんなに辛くないので、実は万人におすすめできる料理かもしれません。
ガパオライス
言わずと知れた代表的なタイ料理のひとつ。
意外にもタイのセブンイレブンに売ってるレンチンして食べるインスタントのガパオライスが美味しいです。
センソム
タイのラム酒。
度数強めですが、特にソーダ割りにすると美味しいので一晩中飲めてしまいます。
これをボトルで飲んでいると、なぜか自然と人が集まってきてパーティーが始まるので、みんなでワイワイ飲むのが好きな人におすすめのお酒です。
コーヒー
実はタイ北部に位置するチェンライは、コーヒー豆の生産地としても有名で、僕は仲間と原付をレンタルして現地のコーヒー農園を実際に訪れたことがあります。
バンコクではもちろんのこと、チェンライやチェンマイでは美味しいコーヒーが楽しめるので、お気に入りのコーヒー屋さんを見つけるのもタイの楽しみ方のひとつ。
ナイトライフが充実しているから
タイはナイトライフの充実度が半端じゃありません。
特に首都バンコクには、バーやクラブ、ナイトマーケットやピンクなお店まで、もはや一生かかっても網羅できないほどの多種多様なスポットが密集しています。
ここでは、僕がバンコクを訪れる度に欠かさずに足を運んでいるおすすめスポットをご紹介いたします。
カオサンロード
カオサンロードは旅好きなら誰もが知っているであろう、タイを訪れるバックパッカーが一堂に会する超有名スポット。
カオサンロードには通り一面にゲストハウスやレストラン、バーが立ち並び、夕暮れが近づくとストリートのあちこちからダンスミュージックが爆音で聴こえてきます。
通り沿いにいくつも立ち並ぶバーでは、もはや何リットル入っているのか見当もつかないようなビールのタワーの周りで、性別や年代、国籍もバラバラな旅人たちがゲラゲラ笑いながらお酒を酌み交わす姿が。
そんな楽しい楽しいカオサンロードをぼっち大学生のみなさんが訪れる場合の注意点は、いとも簡単に昼夜が逆転してしまうため、みなさんの旅程に支障をきたしやすいという点です。
参考までに、僕がカオサンロード近くのゲストハウスに宿泊していた際の1日のスケジュールを紹介します。
- 15時に起床
- 16時にゲストハウスで他の宿泊者と飲み会
- 19時にカオサンロードで友人たちと合流
- 22時までバーやクラブで飲み会
- 4時まで地べたで飲み会
- 6時に就寝
こちらはあくまで僕の例ですが、学生のみなさんにとっては健全とは言い難い生活習慣が容易に根付いてしまうため、ぼっち大学生のみなさんがカオサンロードを訪れる際は、他の旅程が全て吹っ飛んでもいいくらいの覚悟をしたほうがいいかもしれません。
それほどまでに魅惑的なカオサンロードは、旅人が沈没するとはどういう事か身をもって知る勇気のあるぼっち大学生のみなさんに、ぜひおすすめしたいナイトスポットです。
ザ・ワン・ラチャダー(元ラチャダー鉄道市場)
タイ・バンコクで人気を博した大規模ナイトマーケット、ラチャダー鉄道市場。
近隣の駐車場から撮影された写真で有名なスポットですね。
僕もこれまでに10回ほど訪れたことがあるのですが、いつ訪れてもタイ人の方々や観光客で大変な賑わいを見せていました。
マーケット内には飲食店や雑貨屋さん、ルーフトップバーやバーバーまで多種多様な店舗が並んでおり、もしバンコクで行く場所に困ったら、とりあえずここに行っとけばしっかり楽しめるといっても過言ではないくらい、それはそれはホットな場所でした。
しかし、僕が最後にバンコクを訪れた2019年時点では、確かに存在していたラチャダー鉄道市場ですが、COVID-19の影響もからか、その後に閉鎖されてしまっていた模様です。
現在は下記の動画で紹介されているように、ザ・ワン・ラチャダーという名前で別のナイトマーケットが開催されているようなのですが、ラチャダー鉄道市場をさらにアップグレードしたような印象を受けたので、ナイトマーケットに興味のあるぼっち大学生のみなさんは、ぜひ一度訪れてみてください。
Route 66
お次はバンコクが誇る大箱クラブ、Route 66を紹介します。
このRoute 66は、ビルボード・チャートを賑わせるみんな大好きEDMから、タイの知る人ぞ知るローカル・ポップスまで、訪れる人みながしっかりと楽しめる万人向けのクラブだと思います。
入場料や細かいドリンクの値段はちょっと思い出せないのですが、学生時代の僕が毎回限界まで遊べていたくらいなので、ぼっち大学生のみなさんも気軽に遊びに行けるクラブであることは間違いありません。
また、もちろん盛場である以上最低限の注意は必要ですが、海外からの旅行客も多数訪れることから、スタッフの方々も有事の対応に結構慣れていたりするので、Route 66はぼっち大学生のみなさんも比較的安心して楽しめる空間のはず。
僕がぼっち大学生のみなさんにおすすめするRoute 66の楽しみ方は、タイ人のご友人と一緒にタイの曲をバンドが生演奏しているフロア(2019年時点では存在していました)で踊ることです!
僕はタイ語に堪能なわけではなく、あくまで簡単な日常会話の表現をいくつか知っているだけでして、当然ですがそこで演奏されるタイ語の曲の意味は理解することができません。
しかし、なぜかその場にいるタイ人のお客さんたちが、みんな揃ってタイの曲を楽しそうに大声で合唱している空間に一緒にいるだけで、当時の僕はもう満足というか、たったひとりでタイを訪れたのだけれど、もう全然寂しくないと感じた瞬間を、昨日のことのように鮮明に覚えています。
そんな日本だけで暮らしていては絶対に味わえないような空間にお邪魔してみたいというぼっち大学生は、バンコク滞在中に一度はこのRoute 66というクラブを訪れてみてはいかがでしょうか?
さいごに
いかがでしたでしょうか?
この記事がぼっち大学生のみなさんが少しでもタイに興味を持っていただくとともに、みなさんが実際にひとり旅の旅先としてタイを訪れるきっかけのひとつとなりましたら幸いです。
僕はもちろん、大学内の友人たちと思い出作りに一緒に旅行に出かけることは否定しませんし、なんなら僕自身も学部の友人と卒業後に一緒に旅行をすることも少なくないです。
しかし、ぼっち大学生のみなさんは、誰にも邪魔されずに好きな場所に好きなだけ滞在できるという圧倒的な自由をお持ちのはず。
この潤沢なリソースをフル活用しない手はありません。
最初にお伝えしたとおり、タイは旅人にとって聖地といっても差し支えないくらい素晴らしい国です。
長期休みに特にすることがないぼっち大学生のみなさんは、まずはタイ行きの格安航空券をチェックされてみることから始めてみてはいかがでしょうか?